心療内科
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PMS・更年期障害
治療方針
- 月経前症候群(PMS)については、漢方薬で対処できることが多くあります。
- 落ち込みやイライラなどの精神症状が非常に強い月経前不快気分障害(PMDD)では、漢方薬では対処ができず、SSRIという薬が必要になります。
- PMDDは、うつ病に比べて、SSRIの量は少なくすむことが多いです。
- 月経前の落ち込みやイライラが改善することによって、家庭や職場での人間関係がよくなり、楽に過ごせるようになります。
- イライラや落ち込みは、ほかのいろいろな疾患でも出現します。そのため、本当に月経前だけなのかを記録をつけながら一緒に確認していきます。月経周期とは別の気分の波が隠れていることもあります。
- 月経痛や月経関連の異常には不妊や婦人科の病気が隠れていることがありますので、婦人科受診を一度はお願いしています。
- 婦人科で処方される低用量ピルは当院では処方できません。
- 明らかな女性ホルモン値の低下がある場合には、ホルモン補充療法が有効ですので、婦人科を紹介します。
- 更年期障害の治療に、プラセンタ注射を行っています(特定生物由来製剤として使用の同意が必要です)。保険適応年齢はだいたい45~59歳です。
コラム「女性の更年期障害」
コラム「男性の更年期障害」