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漢方外来
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漢方治療Chinese medicine treatment

現代医学は進歩しましたが、未だすべての病態をよくできるわけではありません。
未病レベルの不調は、漢方の方が有効である場合が多くあります。

当院では、漢方の専門的な研修を受けた医師が、問診と身体診察によって、きちんと「証」を判断し、患者様に合った漢方薬(健康保険が適用されます)を処方いたします。

漢方薬にも抗うつ作用、精神安定作用、睡眠作用などがあるものがあります。西洋薬の精神安定剤や抗うつ剤での治療に不安がある方は、漢方薬を中心とした治療も可能ですので、お気軽にご相談ください。

写真:漢方治療

こんな症状ありませんか?

  • 冷え症
  • 月経前症候群
  • 更年期症状
  • 自律神経失調
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 疲れやすい
  • 腰痛
  • にきび、湿疹、
    皮膚のかゆみ
  • 夏バテ
  • 食欲不振
  • 胃もたれ、
    胸やけ
  • 便秘・下痢
  • 肥満
  • むくみ

普段の生活に漢方を
取り入れてみませんか?Chinese medicine Habits

漢方薬は決して調子が悪い時だけに飲むものではなく、体調維持や体質改善を目的に毎日取り入れても良いものです。
特に女性のからだやこころは、ホルモンバランスに左右されやすく揺らぎやすいもの。
健やかな毎日を過ごすために、漢方がお役に立てるかもしれません。

女性のライフスタイルに
取り入れた場合

  • 0歳:葛根湯(かっこんとう)

    0歳

    乳腺炎になりやすかった母の母乳から葛根湯を摂取

    葛根湯(かっこんとう)とは

    葛根湯は発汗を促すことで熱を下げる薬で、基本的に急性期に用います。

  • 2歳:抑肝散(よくかんさん)

    2歳

    夜泣きがひどい私と寝れない母、抑肝散を母子同服

    抑肝散(よくかんさん)とは

    子どもの夜泣きや、現在は怒りっぽい、興奮しやすい、イライラするといった成人の神経症状にも使われています。

  • 7歳:甘麦大棗湯(かんばくだいそうとう)

    7歳

    自立時の葛藤やイライラに甘麦大棗湯

    甘麦大棗湯(かんばくだいそうとう)とは

    イライラや不安、不眠といった心身の興奮状態を鎮め、不安定な状態を改善させる効能を持ちます。

  • 15歳:桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

    15歳

    思春期のニキビや生理痛に桂枝茯苓丸

    桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)とは

    月経異常や、更年期障害といった女性の症状に用いられる他、頭痛、肩こり、めまいなどにも処方されます。また、にきび、しみといった皮膚トラブルにも用いられています。

  • 20歳:六君子湯(りっくんしとう)

    20歳

    冷房・冬の寒さが辛く胃腸の不調に悩まされたときに六君子湯

    六君子湯(りっくんしとう)とは

    消化器系の機能を高める効能を持つ薬です。

  • 30歳:呉茱萸湯(ごしゅゆとう)、五苓散(ごれいさん)

    30歳

    時折おこる片頭痛は呉茱萸湯五苓散に助けられた

    呉茱萸湯(ごしゅゆとう)とは

    冷え症などで繰り返す片頭痛に有効で、体を温めて頭痛を治す薬です。
    片頭痛の漢方治療では代表的な薬として知られています。

    五苓散(ごれいさん)とは

    水分代謝がうまく行かない状態を改善する薬で、むくみ、頭痛、下痢といった症状がある方に処方されます。

  • 35歳:当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

    35歳

    妊娠中・産後の授乳中にも当帰芍薬散

    当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)とは

    月経不順や月経以上などの女性のお悩みや、産前・産後の貧血、疲労やめまい、むくみなどにも使われます。

  • 40歳:半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

    40歳

    育児と仕事の余裕のない生活、喉がつまり、息苦しくなったとき半夏厚朴湯

    半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)とは

    のどが詰まった感じがしたり、咳払いをついしてしまう方で、ストレスをため不安感などを持っている方に処方されます。

  • 50歳:加味逍遙散(かみしょうようさん)、食養生

    50歳

    更年期にさしかかり、火照りや冷え、イライラしやすくなった加味逍遙散食養生も取り入れた

    加味逍遙散(かみしょうようさん)とは

    月経不順や、更年期障害などの女性ホルモンが変動することによって現れる、精神不安やいらだち、のぼせや肩こりといった心身の不調に処方される薬です。

  • 60歳:補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

    60歳

    更年期の不調は落ち着いたが、気力と体力の低下に悩む補中益気湯

    補中益気湯(ほちゅうえっきとう)とは

    元気がなく、疲れやすい、食欲不振といった体調の不調があるかたに処方を行います。

  • 65歳:十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

    65歳

    初めて大病を患った術後免疫力を下げないために十全大補湯

    十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)とは

    病後・手術後の体力が低下しているときや、全身の疲労や倦怠感、食欲不振、寝汗、手足の冷えなどの不調への処方にも使われます。

  • 70歳:八味地黄丸(はちみじおうがん)

    70歳

    色々不調はあるが八味地黄丸のおかげか上手に付き合えている

    八味地黄丸(はちみじおうがん)とは

    尿のトラブルや、疲れ、体の冷えなどの体の機能の低下に対処する薬で中年以降の年代の方の体のお悩みの改善を図ります。

コラム「漢方」

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