全般性不安障害(GAD)について
毎日の生活の中で漠然とした不安や心配がとまらず、ずっとその漠然とした不安に囚われてしまう病気です。
不安だけならいいのですが、尽きることない不安が続くことにより、常に体がこわばり、疲労倦怠感、動悸、眩暈、不眠も併発して、その不調がさらに不安を惹起するといった悪循環に入り込んでしまいます。
全般性不安障害の方が抱える不安は、過剰で、思うようにコントロールできません。
「自分や家族に何か恐ろしいことが起きるのではないか」と絶えず心配してしまいます。
そのため、いつも落ち着かず、些細なことで不安になり過敏に反応してしまうため、物事に集中することができません。
過剰な不安や心配を感じている状態が6ヶ月以上続いており、不安や心配がない日よりある日のほうが多い方は、受診を検討されてもよいと思います。