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新プログラム「ココロと行動の練習帳 CBT de SST」の開始にあたって

皆様、こんにちは。院長の佐竹です。

  

当院ではこの度、新たな精神科ショートケアプログラムとして、SST(生活技能訓練)をベースにしたグループワーク「ココロと行動の練習帳 CBT de SST」を開始する運びとなりました。

   

これまで当院のデイケア・ショートケアでも個別のリハビリテーションは行ってまいりましたが、「より実践的な対人スキルを身につけたい」「生活の質(QOL)を高めたい」という患者様からの声にお応えし、今回の新プログラムを企画いたしました。  

  

   

SST(生活技能訓練)とは?

  

SSTは「Social Skills Training」の略で、日本語では「生活技能訓練」や「社会生活技能訓練」と呼ばれます。

  

「こんな時、どうやって断ればいいのだろう?」「人との距離感が分からない」といった、日々の生活における「困りごと」を解決するために、具体的な行動や言葉の使い方を、安心して練習する場所です。

  

「自分らしく生活する」ためのスキルを、ロールプレイなどを通じて系統的に身につけていくリハビリテーションプログラムです。

   

  

当院の「CBT de SST」の特徴:

  

ココロ(認知)と行動の両面からアプローチ

 

今回開始する「ココロと行動の練習帳 CBT de SST」は、一般的なSSTに、認知行動療法(CBT)の要素を組み入れた、より包括的なプログラムです。

  

  
①行動面へのアプローチ(SST)

「あいさつをする」「頼み事をする」「気持ちを伝える」など、具体的な「動き」を練習します。

  

②認知面へのアプローチ(CBT)

「失敗したらどうしよう」「相手は自分を嫌っているに違いない」といった、行動を制限してしまう「考え方のクセ」や「受け止め方(認知)」にも焦点を当てます。

  

      

対人関係の悩みは、行動(どう動くか)と認知(どう捉えるか)の相互作用によって生じます。

  

このプログラムでは、ロールプレイで「行動」を練習しながら、並行して「ココロの捉え方」を柔軟にすることで、より安定した社会生活を送れるようサポートします。

  

「CBT de SST」で目指すもの「CBT de SST」は、ただスキルを学ぶだけの場所ではありません。

  

参加者同士で話し合ったアイデアをロールプレイで試し、日常で実践し、そのフィードバックを共有する。

   

このサイクルを通じて、ご自身の強みに気づき、自信を育んでいく場所を目指しています。

   

安心して参加できる雰囲気の中で、無理のない範囲で、少しずつ「対人スキル」と「心のしなやかさ」を育ててみませんか?

        

詳細や参加方法については、お気軽に医師あるいはスタッフまでお尋ねください。